F1の4Gの負荷に耐えるために、とくに首の筋肉トレーニングが非常に重要となります。シーズンオフも首のトレーニングをもちろんしていますが、マシントレーニングだけでは筋肉は落ちてしまうらしく、たとえば、冬の最初のテストのときは鉛のウェイトをヘルメットに貼って強化トレーニングしていました。我々のガレージに来て「ウェイトがほしい」というので、車のバランスが悪いのかと思ったら、100グラムのウェイトを3つ、ヘルメットの左右、後ろの首に近い部分に貼りつけていました。
(自動車関連情報)
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小さいステーキー枚の3つ分にあたります。それが、例えば4Gがかかると重さも4倍になりますから、すごい力になります。その横Gに耐えるためには首の筋トレが不可欠なのです。20年以上前のF1力ーは、ドライバーはさほど筋トレしなくても乗れる車だったのかもしれませんが、最近のF1カーは、車やタイヤの性能が上がり、強烈な横Gに耐える筋トレをしないと身体がもたないどころか、命の危険が伴いますので、筋トレなしでは絶対に乗れません。ですから当然のことですが、葉巻を吸ったり大酒を飲んだりという昔のドライバー伝説は今や完璧に過去のものとなりました。