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為替差損だけ客が負担

為替差損だけ客が負担し、為替差益は銀行のものとなるのでは、ハイリスクーローリターン商品となり、客にとってはリスクばかりが大きくて、非常にメリットの少ない金融商品ということになります。このように、コイントスは利用者にとってはメリットが少ない、銀行にとってのみメリットの大きな金融商品です。投資家は表面的な金利の魅力にだけ目を奪われて、為替リスクという大きなリスクを背負うことは避けたほうがよいでしょう。私はこれまで住信SBIネット銀行を高く評価し、今後に大きな期待を寄せていただけに、同行がこのような投資家に不利な金融商品の販売に力を入れていることに、非常に落胆しています。今後の為替相場をどう予測すればいいのか為替相場を正確に予想するのは、専門家でも難しいと言われています。為替相場は貿易などの実需だけでなく、巨大な世界の投機資金の投機的な動きによっても大きな影響を受けるからです。実需面だけで見れば、貿易黒字国の通貨は高くなり、貿易赤字国の通貨は弱くなります。

世界の貿易は高い伸びを続けている

世界の貿易は高い伸びを続けており、貨物の船舶輸送や通関手続きもスピードアップしています。しかし、金融機関による処理は紙ベースのままであり、また書類のチェックに時間と手間がかかり、貨物が港に到着しているのに銀行の書類が到着していないという事態が発生していました。企業は、仕入、在庫、販売等のサプライチェーンマネジメントを進め、物流情報を電子化して処理しています。金融機関自身も、輸出入の書類チェックは高いスキルと経験が必要な分野で、人材育成や教育にかけるコストを考えると、貿易事務プロセスの抜本的合理化が必要でした。こうした状況下で、SWIFTは、世界の金融機関と貿易電子化のしくみ(ビジネスモデル)を四年かけて検討し、その結果、TSUと呼ばれる銀行間の貿易電子化ビジネスモデルが開発されました。現在、世界の主要金融機関の間でテストを行っており、実用化のめどがつきました(SWIFTは、国際的な金融機関間の金融通信を運営するベルギーに本社を持つ事業団体です。現在、世界の七二〇〇以上の主要な金融機関が参加しており、銀行の通信手段はSWIFTに九割以上依存しています)。では、貿易電子化のビジネスモデルであるTSUとはどのようなものか、貿易の電子化の背景とは何か、TSUのメカニズムやメリット、今後の課題などについてみていきましょう。

09年3月末の4350億円へと、2倍強に

振込手数料は、他の楽天銀行口座への振り込みは通常50円(条件によって無料になる場合があります)、他行口座への振り込みは、3万円未満が160円、3万円以上が250円となります。ただし、ゆうちょ銀行本人名義の口座への振り込みは100円となります。マイペースの経営を貫くジャパンネット銀行ジャパンネット銀行(代表取締役社長・村松直人)は2000年9月19日、さくら銀行、住友銀行、富士通、日本生命保険、東京電力、三井物産、NTTドコモ、NTT東日本が共同出資して設立され、同年10月12日から営業を開始したネット銀行です。設立当初は「戦後初の普通銀行免許取得」「日本初のネット専業銀行」として注目を集めたものでした。資本金は09年7月1日現在372億5000万円。大株主の持ち株比率を見ると、三井住友銀行40%、ヤフー40%、日本生命保険6・98%、富士通4・65%、東京電力2・33%、NTTドコモ2・33%、NTT東日本2・33%、三井住友海上火災保険0・47%、三井生命保険0・47%、住友生命保険0・47%となっています。しかし、議決権のシェアを見ると、三井住友銀行が59・70%を占めており、2位のヤフー10・45%以下を大きく引き離しています。業績は06年3月期に業務純益・経常利益・当期純利益が赤字に転落したものの、その後は黒字基調が続いています。例えば、当期純利益の推移を見ると、06年3月期は2700万円の赤字だったものが、07年3月期に2億4200万円の黒字、08年3月期10億1000万円の黒字、09年3月期7億5900万円の黒字となっています。また、預金残高も05年3月末の2072億円がら09年3月末の4350億円へと、2倍強に増えています。