いままで、どのように自動車保険に入っていましたか。クルマを買ったときに、自動車ディーラーの勧めるままに自動車保険に加入していませんでしたか。自動車保険の契約を更新するとき、保険料をきちんと確かめていますか。これまでは、国内の損害保険会社ならどこでも同じ保険料でしたから、自動車保険を選ぶのに、それほど神経を使わなくても支障はなかったかもしれません。しかし、これからは違います。目動車保険の仕組みが大きく変わり、損害保険会社各社で保険料に差がつくようになったのです。すでに、アメリカンホーム保険やチューリッヒ保険といった外資系の保険会社では、従来のものとくらべて最大約30%も保険料が安くなるという自動車保険をダイレクト(通信)販売しています。こうした自動車保険が日本で発売されるようになったのは、損害保険が段階的に自由化されてきたからですが98年7月より、国内の損害保険会社もいよいよ、自動車保険料率の完全自由化時代をスタートさせたのです。また、損害保険会社各社は独自にさまざまな特約をつけるなどして、他社の自動車保険と差別化を図ろうとしています。これからは、いろいろな自動車保険商品から自分に合ったものを選べるようになるのです。私たちにとって、自動車保険の選択肢が広がることは歓迎すべきことです。しかしその一方で、しっかりした選択眼を養っておかないと、知らないうちに割高な保険料を支払わされていたということにもなりかねません。